
秋になると、気温とともに少しずつ湿度も下がりはじめます。
空気が乾燥してくると気になるのは、肌の乾燥やそれによるシワっぽさが目立ちやすくなることではないでしょうか?
この記事では、秋口からの湿度低下によるベースメイクが粉っぽくなりやすいことや肌のシワっぽさに悩む乾燥肌の方に向けて作成しています。
乾燥のメカニズムをはじめ、手持ちのファンデーションに美容オイルを混ぜて使うベースメイクの仕方や私が現場で行っている目元のヨレを防ぐ組み合わせテクニック、さらに保湿力に優れたオイルイン下地「ルナソル ウォータリープライマー」の魅力までくわしく解説しています。
- 湿度の低下とメイク崩れの仕組み:コスメを見直すべき湿度の基準と粉っぽくなりやすい原因を解説
- ベースメイクのオイル活用術:ファンデーションにオイルを組み合わせる方法と混ぜる手順
- プロ直伝の目元メイクテクニック:スティックファンデーションの注意点とシワっぽさを防ぐベースメイクのコツについて
- オイル系下地の徹底解説:うるおいとツヤを仕こむ「ルナソル ウォータリープライマー」の特徴と効果的な使い方
このブログを書いている私は、ヘア&エアブラシメイクアップアーティストです。
大阪府生まれ。
専門学校卒業後、ヘアメイク事務所を経て、2015年に独立。
ヘアメイク歴23年。
これまでに、ブライダルヘアメイクを中心に、
CMなどのメディア撮影や各種現場でのヘアメイクを担当してきました。
ACA エアブラシメイクアップ ディプロマ取得。
現在は、現場で培った知識と経験を活かし、
スキンケア・コスメ・ヘアケア・ヘアスタイリングに関する情報を発信しています。
ヘアメイクアップアーティストとしてのくわしい活動内容は、公式ホームページをご覧ください。

この記事を読むことで季節や湿度の変化に合わせた正しいベースメイクの切り替えタイミングが分かり、手持ちのコスメや美容オイルを活かした夕方まで乾燥や肌の粉ぽっさに悩みにくい、うるおいのあるツヤ肌に仕上げやすくなります。
なぜ秋口からベースメイクが乾きやすくなるのか

季節の変わりめ、とくに秋から冬にかけては、
悩む人朝ていねいにスキンケアをしたのに、ベースメイクが昼過ぎには粉っぽくなっているように感じる。
シワっぽさも目立つし、どうすれば良いのかが分からない…
といった悩みを抱える方が増えるころです。
この要因として考えられることは、外気の急激な湿度低下と気温の変化です。
夏場の高い湿度と、汗・皮脂が出やすい環境から一転し、秋が深まるにつれて空気中の水分量はいちじるしく減少します。
空気が乾燥すると肌表面の水分が奪われやすくなり、角層のうるおいを保つことが難しくなります。
乾燥によって表面のなめらかさが損なわれた肌に、夏と同じ皮脂吸着系の下地やマットなファンデーションを重ねてしまうと、ベースメイクにふくまれるパウダー成分が肌の水分・油分を吸収してしまいます。
そうすると、時間経過とともにシワっぽさが目立ちやすくなったり、肌がカサつきやすくなるという状態を引き起こしてしまいます。
ベースメイク用コスメを見直すタイミングとなる湿度の基準とは
ベースメイク用のコスメを夏仕様から秋冬の保湿仕様へと切り替えるタイミングとして適切な指標となるのが、「空気中の湿度」です。
一般的に人が快適に過ごせる理想的な湿度は、50%〜60%ていどとされています。
しかし、気象条件の変化によって湿度が50%を下回り始めると、肌の乾燥が進みやすくなると言われています。
地域や年によって差はあるものの、おおむね10月ころから湿度の低下が本格化しはじめます。
具体的なコスメ見直しの判断基準としては、以下の3つのサインを参考にしてみてください。
- 気象的な基準:天気予報に表示される湿度や、湿度計による日中の湿度が「50%未満」を示す日が増えてきたタイミング。
- 肌の感覚的サイン:スキンケアを終えた後に、肌のつっぱり感や引っかかるような感覚を感じたとき。
- 夕方の肌の状態:夕方以降になると、目元・口元・ホホの粉っぽさやシワっぽさが目立つように感じ始めたとき。
湿度の低下やこれらのサインを感じた段階で夏用の皮脂くずれ防止下地やパウダーファンデーションから、オイルや美容液成分を豊富にふくんだ保湿重視のベースメイクの組み合わせへと切り替えることが、肌の乾燥を防ぐうえでのポイントとなります。
乾燥肌のベースメイクを救う「オイルを活用したコスメの組み合わせ方」


乾燥によるベースメイクの悩みを防ぐための方法としてオススメなのは、「美容オイル」を活用したファンデーションとの組み合わせです。
スキンケアの仕上げとしてだけでなく、ベースメイクの工程に美容オイルを上手く組み合わせることで、以下のようなメリットが得られます。
- 密着感と伸びの向上:油分が適度に加わることでファンデーションの伸びが良くなり、高い密着感を得やすくなります。
- メイクアップ効果によるツヤ感の演出:オイルの油分によって、光を反射したみずみずしいツヤ感を演出しやすくなります。
- 肌の乾燥防止:油分の膜が肌表面を優しくおおうことで、肌から水分が蒸発しにくくなります。
また、外気による乾燥からも肌を守ってくれます。
ファンデーションにオイルを組み合わせる方法とは
オイル配合コスメ(化粧下地)の組み合わせを選ぶポイント
自宅で手軽にオイルを使って保湿しながらベースメイクを行う方法として、美容オイルを直接ファンデーションに混ぜて組み合わせることが有効です。
【ファンデーション×オイルのベースメイク手順】
- いつも使っている量のリキッドファンデーションを手に出します。
- その上に、美容オイルを「半量~1滴」垂らします。
- 指の腹を使い、手の上でファンデーションとオイルを体温で温めながら、均一になるまでていねいに混ぜ合わせます。
- 顔の中心から外側に向けて、力を入れずに優しくオイルを混ぜたファンデーションを伸ばしていきます。
オイルを混ぜるさいの注意点
私も乾燥肌なので、しっかり保湿しようとたくさんオイルを混ぜてベースメイクを行ったことがります。
ですがたくさんオイルを混ぜてしまうと、ファンデーションの濃度と密着膜が弱まり、カバー力がとても弱くなってしまった経験があります。
またオイルの効果によって、かえってヨレやテカリ・化粧崩れの原因にもなってしまいます。
まずは半量~1滴から試し、肌の状態や仕上がりの好みに合わせて組み合わせを調節してみてください。
なお、オイルを混ぜるのに適しているファンデーションは、リキッドファンデーションやチューブに入っているタイプのクリームファンデーションがオススメです。
ベースメイクに合わせやすいオイルの種類について
ファンデーションに混ぜたりメイク前の下地としてスキンケアの最後に使う美容オイルは、粘度が低くサラッとした質感のものが適しています。
- ホホバオイル:肌なじみが良く、ベタつきにくい軽やかな使用感が特徴です。
どのようなファンデーションとも相性が良く、組み合わせやすい万能オイルです。 - アルガンオイル:肌にうるおいを与えてやわらかさを保ちやすくなります。
乾燥がとくに厳しい真冬やゴワつきが気になる乾燥肌にうるおいを与えてくれます。
乾燥肌にみずみずしいツヤを仕こむ「ルナソル ウォータリープライマー」


乾燥におけるベースメイクの土台として私が愛用しているのは、「LUNASOL|ウォータリープライマー」です。
このコスメの特長は、肌をオイルで保湿する効果と、スキンケア直後のようなみずみずしいツヤ感(メイクアップ効果)がうまくかけ合わさっている点です。
とても自然でみずみずしい光沢感を肌に与えながら、光の反射によって骨格の立体感をキレイにひき立ててくれます。
製品仕様・価格と保湿成分
ルナソル ウォータリープライマーの製品仕様および配合成分は、以下の通りです。
- ブランド:ルナソル(LUNASOL) / カネボウ化粧品
- 商品名:ウォータリープライマー
- 容量:30ml
- UVカット効果:SPF13・PA+
- 価格:3,850円(税込)
- 色展開:全1色(01 Lucent)
豊富な保湿成分
ウォータリープライマーには、乾燥から肌を守るための成分が多くふくまれています。
- 保湿成分:ヒアルロン酸、豆乳発酵エキス(乳酸かん菌/豆乳発酵液)、オランダガラシエキス
- エモリエント(植物由来オイル)成分:オリーブオイル、ホホバオイル、アーモンドオイル、ローズヒップオイル(カニナバラ果実油)
水分補給をになう成分に加え、厳選された植物由来オイルが複数配合されているため、乾燥肌に大切な水分・油分バランスを健やかに保ちやすくしてくれます。
効果的な使い方について
ルナソル ウォータリープライマーの性能を引き出すための使用手順です。
容器をしっかり振る
液状のベースとオイル成分が均一に混ざるよう、キャップを閉めた状態で容器を上下によく振ります。
適量を手に取る
スキンケアで肌を整えた後、手のひらに適量(直径1cmていど)を出します。
顔全体へ均一に伸ばす
両ホホ・ひたい・鼻・あごに点で置き、指の腹を使って顔の中心から外側へ向けて優しくすべらせるように伸ばします。
目元など乾燥が気になる部分は、指先で優しくトントンと軽く叩きこむようになじませます。
この化粧下地を土台として仕こんでおくことで、後からファンデーションを組み合わせたときに伸びも良くなり、乾燥による粉っぽさやシワっぽさを防ぎやすくなります。
目元の乾燥・シワっぽさを防ぎやすくするベースメイクの仕方について


では、肌の乾燥を防ぎながら、夕方までベースメイクを美しく保つためにはどうすれば良いのでしょうか。
私がメイクの現場で行っている方法は、「オイル系下地を使った土台作り」と「ファンデーションを薄く塗る」ことを組み合わせるテクニックです。
オイル系下地で土台をなめらかに整える
まず、オイル配合の化粧下地を顔全体〜目元へとなじませます。
肌表面のキメをふっくらと整え、ファンデーションの密着を高める土台を作ります。
ファンデーションを組み合わせる
使用するのは固形タイプではなく、皮膜を形成する「リキッドファンデーション」、またはリキッドとクリームの中間のような「クリーミィなクリームファンデーション」の組み合わせを使用します。
目元は極薄にする(または避ける)
ファンデーションを塗るさい、目元やほうれい線などの筋肉の動きが多い部分は直接塗るのを避け、スポンジに残った余りをトントンと優しくなじませるていどにとどめます。
クマが気になる場合はファンデーションを塗らず、化粧下地の上からコンシーラーを重ねてカバーします。
皮ふの薄い目元やほうれい線などのシワが出やすい部分は、「薄く仕上げる」ことがメイク崩れを抑えるためにとても大切なポイントです。
土台をオイル配合の化粧下地でしっかり保湿し、その上にリキッドやクリーミィなクリームファンデーションを薄く組み合わせることでシワっぽさを抑え、一日中なめらかなベースメイクを保ちやすくなります。
スティックタイプのファンデーションを使うさいの注意点
スティックタイプのファンデーションを使うさいの注意点
「肌の乾燥が気になる」「メイクの上から手軽に保湿やカバーをしたい」というときに便利なコスメとして、油分が豊富にふくまれたスティックファンデーションや固形のクリームファンデーションが挙がります。
これらは油分をふくんでいるため、塗った直後は肌にしっとり感やツヤを与えてくれます。
しかし、筋肉の動きが激しい口まわりや皮ふが薄い「目元」への使用には注意が必要です。
スティック状のファンデーションは、以下のようなトラブルの原因になりやすいからです。
- メイクのヨレ・シワへの溜まり:カバー力が高いため、油分が目元の細かいシワに入りこみ、時間が経つにつれてメイクのヨレやシワが目立ちやすくなる。
- メイクのムラ:そのカバー力の高さから、ファンデーションを塗った部分が厚くなるためムラや厚塗りになりやすい。
手軽に思えるスティックタイプですが、ベースメイクにおいては厚塗り感やヨレ・シワっぽさの原因になるリスクがあるため使うときは注意が必要です。
まとめ|オイルを取り入れてうるおいの続くツヤ肌へ


湿度の低下にともなう「ベースメイクのシワっぽさ・乾燥」は、環境の変化に合わせたベースメイクコスメの組み合わせやその見直しと、オイルの活用によって防きやすくすることができます。
- 湿度が50%を下回る時期からが、乾燥肌向のけベースメイク用コスメやメイクの仕方へ移行するタイミング。
- 手持ちのファンデーションにホホバオイルなどの美容オイルを半量〜1滴を混ぜることで、保湿力とツヤ感が向上しやすくなる。
- スティックタイプは、目元のヨレ・厚塗りなどのリスクがあるため注意が必要。
オイル配合の化粧下地や美容オイルで肌をうるおわせた上から、リキッド〜クリーミィなクリームファンデーションを薄く重ねる組み合わせ方が、うるおい感のあるベースメイク法としてオススメです。
肌のコンディションと空気の乾燥ぐあいを見ながら、あなたに合ったベースメイクの組み合わせを見つけて、秋冬シーズンもツヤやかでみずみずしいツヤ肌をキープしましょう。

