
悩む人化粧下地って、ファンデーションや日やけ止めを塗っていれば省いてもいいんじゃないの?
この記事では、化粧下地の役割や必要性を基礎から知りたい方・あなたに合う下地の選び方がわからない方に向けて、種類・使い分け・正しい塗り方まで、実名コスメを交えながらわかりやすく解説しています。
- 化粧下地が持つ4つの役割(保湿・凹凸や色補正・UVバリア)
- 日やけ止めと化粧下地を使う順番とその理由
- 質感・肌質・色補正など、化粧下地の種類と使い分け
- プロも実践する、メイク崩れを防ぐ正しい塗り方のポイント
- あなたの肌悩みに合った化粧下地選びで理想の仕上がりを叶える方法
このブログを書いている私は、ヘア&エアブラシメイクアップアーティストです。
大阪府生まれ。
TONY TANAKA BEAUTY SCHOOL卒業後、ヘアメイク事務所を経て、2015年に独立。
ヘアメイク歴23年。
これまでに、ブライダルヘアメイクを中心に、
CMなどのメディア撮影や各種現場でのヘアメイクを担当してきました。
ACA エアブラシメイクアップ ディプロマ取得。
現在は、現場で培った知識と経験を活かし、
スキンケア・コスメ・ヘアケア・ヘアスタイリングに関する情報を発信しています。
ヘアメイクアップアーティストとしてのくわしい活動内容は、公式ホームページをご覧ください。


この記事を読むことで、化粧下地が「なぜ必要なのか」という理由から「なにを選べばいいのか」までが迷いなく理解でき、あなたの肌質や悩みに合った化粧下地を自信を持って選べるようになります。
正しい塗り方も身につくので朝のベースメイクが変わり、夕方まで崩れない仕上がりをあなたの手で実現できるようになります。
化粧下地って本当に必要?基本の役割から肌悩み別の種類・正しい順番まで徹底解説


「ファンデーションを塗るから、化粧下地は省いてもいいよね?」
「日やけ止めを塗っていれば、下地はいらないんじゃない?」
メイクを始めたばかりの方や忙しい朝にメイクを時短したいとき、このように思ったことはありませんか?
じつは、ベースメイクの仕上がりや「持ち」を大きく左右するのは、ファンデーションではなく「化粧下地」です。
化粧下地を正しく選んで使うことで、夕方のメイク崩れや毛穴落ち・くすみといった肌の悩みを劇的に減らすことができます。
今回は化粧下地の知られざる重要な役割から、いま大人気の「ツヤ」「毛穴カバー」などの悩みに合わせた化粧下地の種類・使い分け、そして正しく塗る順番までを徹底的に解説します。
なぜ必要?化粧下地が持つ4つの基本的な役割


化粧下地は、「肌の悩みを払うメイクの土台」そのもの。
肌に直接ファンデーションを塗るのとはちがい、以下のような大切な4つの役割を担っています。
① ファンデーションの「ノリ」と「モチ」を良くする
肌の表面は一見なめらかに見えても、微細な皮脂や乾燥によるカサつきなどがあります。
下地を間に挟むことでファンデーションが肌にピタッと密着し、時間が経ってもヨレにくく、つけたての美しさを長時間キープすることができます。
② 毛穴や肌の凹凸をなめらかに整える
凹凸のある肌にそのままファンデーションを塗ると、毛穴にファンデーションが落ちこんでしまう「毛穴落ち」の原因になります。
ですが化粧下地を塗っておくと、あらかじめ溝を埋めてフラットに整えてくれるため、ツルンとしたなめらかなベースメイクに仕上がります。
③ くすみや赤み、色ムラを自然に補正する
肌のトーンを均一に整える効果があります。
下地の段階で肌の色調を補正しておくことで、ファンデーションの厚塗りを防ぎ、素肌感を残したナチュラルな仕上がりが可能になります。
④ 紫外線や外部刺激から肌を守る
多くの化粧下地には、UVカット効果が備わっています。
また、日中の乾燥や外気・大気汚染物質が肌に直接触れるのを防ぐ「バリア機能」の役割も果たします。
どちらが先?「日やけ止め」と「化粧下地」の正しい順番


ベースメイクのさい、



日やけ止めと化粧下地、どっちを先に塗るの?
と迷う方は、とても多いです。
基本の正しいステップは、以下の通りです。
化粧水・乳液などでしっかり肌を保湿
★こちらが先
なぜ日やけ止めと化粧下地の両方が必要なのか
さいきんは「UVカット効果のある化粧下地」も増えていますが、基本的には両方の併用がオススメです。
日やけ止めは、紫外線から肌をしっかり守ることに特化したコスメです。
そのため、SPF値・PA(UVA波・UVB波から肌を守る数値)も最高レベルのものが用意されています。
しかし化粧下地には、日やけ止めクリームほど高いUV効果のあるものはほとんどありません。
「日やけ止めで紫外線をブロックし、化粧下地で肌の表面を美しく整える」というように、役割を分けて2ステップで重ねることが、美しいベースメイクと素肌を作る鉄則です。
【質感・肌悩み別】化粧下地の種類と上手な使い分け


化粧下地には、肌の質感をコントロールするもの、肌質に合わせるもの、肌の色調を補正するものなど、いろいろな種類があります。
ここでは人気コスメを例に挙げながら、わかりやすくご紹介します。
① なりたい「質感」や「仕上がり」で選ぶ
ベースメイクのトレンドは「質感」で魅せる時代。
化粧下地を変えるだけで、肌の印象をガラリと変えることができます。
ツヤ肌・発光タイプ(内側からあふれる輝きが欲しい方へ)


保湿成分が豊富で細かい粒子のパールが、肌の内側から発光するような透明感をプラスする下地です。
乾燥によるくすみを飛ばし、ハリのある若々しい印象に仕上がります。
- Dior|ディオールスキン フォーエヴァー グロウ ヴェール
24時間みずみずしいツヤをキープしながら、美容液のように肌をうるおす上品で健康的なツヤ感を生み出す下地。
凛とした透明感を演出したい方に。 - MAC|ストロボクリーム
植物エキスとパールの輝きで、くすんだ肌を一瞬で生き生きとしたツヤ肌に仕立てる名品。
肌を1日中うるおす保湿剤としても優秀です。
マット・毛穴カバータイプ(サラサラ肌・肌の凹凸レスを目指す方へ)
気になる毛穴やテカリを抑え、肌をフラットに整えます。
部分的に仕込むことで、1日中ヨレないベースを作ります。
- オルビス|スムースマットベース
毛穴の気になる小鼻やホホにさっと塗るだけで、凹凸をふんわりカバーしてサラサラのマット肌に。
全顔ではなく、「毛穴の気になる部分だけ」に使う部分用下地としてとても人気の一品です。
肌の質感で選ぶ
化粧下地は「仕上がりイメージ」だけでなく、あなたの肌質に合ったものを選ぶことも大切です。
乾燥肌向け
ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が豊富な、高保湿タイプの保湿剤(=モイスチャライザー)がオススメ。
日中の肌のカサつきや粉吹きを防ぎます。
うるおいを閉じこめてくれるのでツヤ感のある仕上がりになり、夕方になっても肌が乾燥しにくいのが特長です。
脂性肌向け
過剰な皮脂を吸収する成分が配合されている「皮脂テカリ防止タイプ」の化粧下地がオススメ。
化粧崩れやテカリをブロックするため、脂量の多いTゾーンを中心に使うのがオススメです。
敏感肌向け
アルコールや香料不使用など、デリケートな肌にも優しい低刺激タイプのものを選びましょう。
紫外線吸収剤を使わないノンケミカル処方もあり、肌への負担を最小限に抑えられます。
コントロールカラーの理論
肌のくすみや赤みなどはファンデーションやコンシーラーのカバー力に頼るのではなく、色の補色効果を使ってカバーする方法が、厚塗りにならず美しいベースメイクに仕上がります。
| カラー | 効果 | オススメの使い方 |
| グリーン・ブルー | 赤みを抑えて透明感アップ | 赤みの気になるところに部分使い(顔全体に塗ると青白くなるので注意) |
| ピンク・ラベンダー | くすみを補正し血色感を与える | 肌全体に使用することでトーンアップし、澄んだ透明感が出る |
| イエロー・オレンジ | 茶クマ・色ムラ・口元のくすみを自然にカバー | 肌全体に使用することでトーンアップする。 目の下や口角にピンポイントで使うのも◎ |
化粧下地の正しい塗り方とポイント


どれだけ高価な化粧下地を使っても、塗り方がまちがっていると効果が半減してしまいます。
プロも実践する、ベースメイクが崩れにくくなる塗り方のポイントを押さえましょう。
肌の表面に化粧水や乳液の水分・油分が残ったまま下地を塗ると、混ざり合ってポロポロとしたカスが出たり、ヨレの原因になります。
スキンケア後は手のひらで優しく顔全体を包みこんでハンドプレスし、しっかり肌になじませてから化粧下地へ進みましょう。
化粧下地の使用量は、「パール1粒大」が基本です。
これを【額・両ホホ・鼻先・あご】の5点に置き、顔の中央から外側に向かって指の腹を使って優しく伸ばします。
顔の外側(フェイスライン)は、指に残った下地を薄く伸ばすていどで十分です。
オルビスの「スムースマットベース」のような毛穴カバー用などの部分用下地を使う場合は、全体用の下地を塗った後、ファンデーションを塗る前に仕込みます。
小鼻やホホなどの気になる部分に、くるくると円を描くように優しくなじませると毛穴の凹凸にフィットしてキレイにカバーできます。
全体に化粧下地を塗り終わったら、何もついていないキレイなスポンジで目の周りや小鼻のキワなどを軽くぽんぽんと叩きこみます。
これで余分な油分がスポンジに吸収され、密着度がさらにアップ。
ベースメイクの崩れにくさが格段に変わります。
この後、ファンデーションやコンシーラーを使います。
まとめ:化粧下地を制することはベースメイクを制すること


化粧下地は、たんにファンデーションの前に塗るだけのものではありません。
あなたの「肌の悩みをキレイにカバーし、なりたい肌を叶える」ための、ベースメイクの中で最も重要なコスメです。
「ツヤ肌に仕上げたいから下地はMACのストロボクリームにしてみよう」
「小鼻の毛穴が気になるから、オルビスのスムースマットベースをプラスしよう」
このように、あなたの肌の状態や理想の仕上がりに合わせて化粧下地を上手く使い分ければ、毎日のメイクがもっと楽しく、1日中崩れにくい自信の持てる美しいベースメイクが簡単に叶います。
ぜひ、明日のメイクから試してみてくださいね。
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