
悩む人急に肌がゴワゴワ・ザラザラしてメイクのノリが悪いように感じる……。
しっかり保湿もしているのに、なんだかくすんで顔全体がどんより疲れて見えるのはなぜ?
この記事では、夏の終わりに感じやすくなる肌のゴワつきや乾燥・くすみといった「夏枯れ肌」の不調に悩む方に向けて、その原因となる7つのダメージ要因と、秋の肌老化を防ぐための6つの効果的な集中ケア方法(スキンケア・インナーケア)をわかりやすく解説しています。
- 夏枯れ肌の正体と放置するリスク:放置すると秋に「肌痩せ」や老化が進みやすくなる理由を解説
- 隠れ乾燥を招く7つの原因:紫外線・冷房・汗・まちがったケアなどによる蓄積ダメージの要因
- 土台から立て直す6つの集中ケア:角質ケア・正しい洗顔・導入美容液や油分補給の具体的な手順
- 内側から整えるインナーケア:肌の代謝を高める入浴法と美肌を育てる栄養素・食事ポイント
このブログを書いている私は、ヘア&エアブラシメイクアップアーティストです。
大阪府生まれ。
専門学校卒業後、ヘアメイク事務所を経て、2015年に独立。
ヘアメイク歴23年。
これまでに、ブライダルヘアメイクを中心に、
CMなどのメディア撮影や各種現場でのヘアメイクを担当してきました。
ACA エアブラシメイクアップ ディプロマ取得。
現在は、現場で培った知識と経験を活かし、
スキンケア・コスメ・ヘアケア・ヘアスタイリングに関する情報を発信しています。
ヘアメイクアップアーティストとしてのくわしい活動内容は、公式ホームページをご覧ください。


このブログ記事を読むことで、夏の間に蓄積したダメージの理由が分かり、あなたの肌の状態に合った正しい対応方法が分かるようになります。
今日からできる適切な保湿や角質ケア・生活習慣の見直しによって、硬くなった肌をやわらかく整え、秋以降も乾燥に負けない透明感とハリに満ちた健やかな肌を取り戻しやすくなります。
- 効果の感じ方には個人差があります。
夏枯れ肌とは?秋に「肌痩せ」をまねく仕組みについて


「夏枯れ肌」とは、強い紫外線や冷房による乾燥・汗や皮脂の影響によってバリア機能が低下し、水分保持能力が落ちた肌の状態を指す言葉です。
一見すると夏の肌は汗や皮脂でうるおっているように見えても、肌内部の乾燥が進行しているケースが少なくありません。
放っておくと進行しやすくなる「光老化」と「肌痩せ」について
夏のダメージをケアせずに放置すると、秋以降にハリやツヤの低下、小ジワや乾燥といったエイジングサインが表面化しやすくなると言われています。
これは「肌痩せ」とも呼ばれる現象で、角質層の柔軟性が失われて肌全体が硬くなり、かさつきや弾力不足を引き起こしやすくなる状態を表しています。
秋を迎える前に速やかな集中ケアを行い、肌のうるおい保持能力を高めることが大切です。
夏枯れ肌を引き起こすと言われる「7つの原因」とは?


夏枯れ肌は、複数の環境や生活習慣的な要因が重なることで起こりやすくなると言われています。
原因1:紫外線による角質肥厚とバリア機能の低下
大量の紫外線を浴びると、肌は内部を守るための防御反応として角質細胞を過剰に生成し、角質層を厚くしやすくなります(角質肥厚)。
そして正常に排出されない古くなった角質が蓄積することで、肌のゴワつきやくすみが引き起こされやすくなります。
また、紫外線の影響で角質層の構造が乱れると、水分を維持するバリア機能自体がいちじるしく低下しやすくもなります。
顔の角質ケアの原因と対策については、以下でくわしくご紹介しています。


原因2:エアコンによる空気の乾燥
エアコンを使っている室内は、湿度が低下しやすくなるため乾燥した空気へと変わっていきます。
冷風を直接肌に受けたり長時間乾燥した環境に長く居ると、角質層から水分が奪われやすくなり、インナードライ(隠れ乾燥)の状態が進行しやすくなると言われてます。
原因3:発汗による水分の蒸発と肌荒れ
体温調節のために排出される汗は、蒸発するさいに肌内部の水分までいっしょに蒸発させてしまいます。
さらに、汗にふくまれる成分が肌に残ることで刺激となりやすくなるため、バリア機能が低下している肌にとっては赤みや荒れの原因となりやすいのも特徴です。
原因4:過剰な皮脂の酸化によるトラブル
夏の高温の環境下では、皮脂の分泌が活発になります。
過剰な皮脂が空気や紫外線に触れると皮脂が酸化し、肌表面のザラつきや毛穴詰まり・肌トラブルを引き起こしやすくなります。
原因5:暑さや栄養バランスの偏りによる栄養不足
夏場の食欲不振や冷たいものの摂りすぎは、栄養バランスの偏りをまねきやすくなります。
肌のターンオーバーやバリア機能の維持に必要なビタミン類・タンパク質・ミネラルが不足すると、新しい健康な角質細胞が作られにくくなると言われています。
原因6:まちがったスキンケアと洗顔のしすぎ
肌のベタつきを解消しようと強い力で洗顔を行ったり、クレンジングで必要以上に皮脂を落としすぎると角質層を傷つけてしまうことがあります。
また、「ベタつくから」という理由で乳液やクリームなどの油分を止め化粧水だけでスキンケアを済ませてしまうと、水分の蒸発をまねき肌の乾燥を悪化させやすくなります。
原因7:自律神経の乱れと血流の悪化
猛暑の屋外とエアコンの効いた室内の往復による激しい寒暖差は、自律神経のバランスを乱す要因になると言われています。
自律神経の機能が低下すると全身の血流がとどこおりやすく、肌の細胞へ必要な栄養や酸素が行き渡りにくくなり、ターンオーバーの乱れやくすみにつながりやすくなります。
蓄積ダメージをリセットする「6つの効果的な集中ケア」


乾燥が本格化する秋冬に備え、低下した肌の機能を土台から整える集中ケアを取り入れていくのがオススメです。
ケア1:やさしい角質ケアで肌のゴワつきを取りのぞく
硬く厚くなった古い角質を無理なく取りのぞくためには、拭き取りタイプや洗い流さないタイプの角質ケア専用のコスメや美容液を導入するのがオススメです。
スクラブなどの物理的な強い摩擦をともなうコスメは、肌のバリア機能を傷つけるおそれがあるため避け、やさしく角質をほぐしながら落とすことのできるお手入れを選択してください。
また、肌の生まれ変わりのリズムを整える整肌成分配合の美容液を取り入れることも有効です。
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ケア2:摩擦を避け、うるおいを残す正しいクレンジング・洗顔
メイク時のクレンジング料は適量を守り、摩擦を抑えるように優しく肌へなじませます。
洗顔時は洗顔料をしっかりと泡立て、手が直接肌に触れないほどのクッション性を保ちながら、たっぷりの泡で優しく洗います。
お風呂上がりや温感ケアによって毛穴をやわらかく整えてから洗顔を行うと、負担をかけずに汚れを落としやすくなります。
洗顔後は、清潔なタオルを優しく押し当てて肌についた水分をしっかり吸水させます。
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くすみの原因となる大気中の汚れもメイクといっしょに落としてくれるのでオススメです。
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ケア3:水分をたっぷり補給し、かならず油分でフタをする
洗顔直後の肌には、つぎに使うスキンケアのなじみを良くする導入美容液(ブースター)を使用し、角質層をやわらかく整えておくことが望ましいです。
その後、化粧水を用いて水分を補給します。
導入美容液によってしっかり水分を与えた後は、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が配合された乳液やクリームを使用し、油分でしっかりと水分を閉じこめることが大切です。
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ケア4:美白・抗酸化成分をプラスしてくすみ対策を
夏の紫外線によるダメージを受けた肌には、整肌成分としてのビタミンC誘導体や肌に美容成分を配合した美容液やシートマスクによる集中ケアがオススメです。
継続的なケアにより、引きしまった明るい印象の肌へと導きやすくなります。
- 配合成分は一般的な保湿・コンディショニング成分として知られているものであり、美白・ハリ・コシなどを保証するものではありません。
- 効果の感じ方には個人差があります。
ケア5:毎日湯船につかることで肌の新陳代謝をあげる
私は暑い真夏もシャワーだけで済ませず、38℃ていどのお湯に10分ほど浸かるようにしています。
入浴によって全身の血流が促進されると、冷えによって低下していた末端の血液やリンパ液のめぐりがスムーズになりやすく、肌の健やかな生まれ変わりをサポートしやすくなると言われているからです。
- 効果の感じ方には個人差があります。
ケア6:食事によるインナーケアで内側から肌を育てる
肌の構成要素となる栄養素を毎日の食事から均等に摂ることも大切と言われてます。
- ビタミンA・B群・C・E
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緑黄色野菜や豚肉・大豆製品などを意識して取り入れることで健やかな状態を維持しやすくなります。
- タンパク質・良質な脂質
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肉や魚・卵・大豆からタンパク質を摂ることで、オメガ3系脂肪酸などの良質な脂質を補給して補水力を支える効果を得やすくなります。
- 控えたい食品
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糖質や脂質・加工食品の摂りすぎは栄養バランスを崩す原因となるため、バランスの良い食生活を心がけましょう。
まとめ


夏枯れ肌の改善には、外側からの適切な保湿・角質ケアと、内側からの血行促進や栄養補給をバランスよく組み合わせることが効果的です。
- 効果の感じ方には個人差があります。
あなたの肌の状態に合わせたケアをていねいに行うことでダメージをリセットし、秋以降も乾燥に負けないしなやかで健やかな肌を保ちやすくなります。
湿度の高い今の間から、ぜひていねいにケアをしてみてくださいね。

