
悩む人メイクブラシ、最後にちゃんと洗ったのいつだったかな…。
汚れているのはうすうす分かってるけど、正しい洗い方が分からないし面倒な手間も気になって、つい後回しにしちゃうのよね。
この記事は、メイクブラシやスポンジなどの洗い方が分からない方や家にあるもので洗いたい方に向けて、食器用中性洗剤やベビーシャンプーなど、身近な中性洗剤を使った具体的な洗い方の手順とその理由を、専門的かつ分かりやすい言葉で解説しています。
- メイクブラシを洗わずに使い続けることで起こりうる肌トラブルと、メイクの仕上がりへの影響
- ブラシの種類(リキッド用・目元用・パウダー用)ごとに見る、お手入れの頻度と目安
- 食器用中性洗剤・おしゃれ着用洗剤・ベビーシャンプーなど、家にあるものでできる中性洗剤の選び方
- 中性洗剤とぬるま湯を使った、正しい洗い方の手順と乾かし方のコツ
- メイクスポンジ・パフなどの洗い方と、ブラシ・スポンジの買い替えサイン
このブログを書いている私は、ヘア&エアブラシメイクアップアーティストです。
大阪府生まれ。
専門学校卒業後、ヘアメイク事務所を経て、2015年に独立。
ヘアメイク歴23年。
これまでに、ブライダルヘアメイクを中心に、
CMなどのメディア撮影や各種現場でのヘアメイクを担当してきました。
ACA エアブラシメイクアップ ディプロマ取得。
現在は、現場で培った知識と経験を活かし、
スキンケア・コスメ・ヘアケア・ヘアスタイリングに関する情報を発信しています。
ヘアメイクアップアーティストとしてのくわしい活動内容は、公式ホームページをご覧ください。


この記事を読むことで、家にある中性洗剤でメイクブラシやスポンジなどを正しくお手入れできるようになります。
また、あなたのライフスタイルに合わせた、無理なく続けられるお手入れ習慣を取り入れやすくなります。
メイクブラシは「毎日の拭き取り」と「家にある中性洗剤での定期洗浄」の2つの方法で清潔に保つ


メイクブラシの洗い方について、まず結論からお伝えします。
その方法とは、
- メイク後、ティッシュやキッチンペーパーで粉や油分を軽く拭き取る「毎日の乾拭き」
- 食器用中性洗剤やおしゃれ着用洗剤・ベビーシャンプーなど、家にある中性洗剤とぬるま湯を使った定期的な水洗い
- 専用のクレンザーを使った洗浄
の3パターンがあります。
こちらでは、専用のクレンザーを買わなくてもできるティッシュやキッチンペーパーを使った乾拭きと、家にある中性洗剤とぬるま湯を使った水洗いについて、それぞれ具体的にどう行えばよいのかをくわしく解説していきます。
なぜ2つの洗い方がそれぞれ必要なのか
メイクブラシは使用するたびにコスメの油分だけでなく、肌の皮脂や汗、古い角質、空気中のホコリなども吸着しています。
これらが混ざり合った状態で放置されると、ブラシの毛の中で雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
洗っていないメイクブラシを使い続けると、皮脂や汚れといっしょに雑菌をふたたび肌に塗り重ねることになり、肌の炎症や吹き出物の悪化、目元用ブラシからの感染リスクなどにつながる可能性があると指摘されています。
化粧品自体には防腐剤がふくまれていることが多い一方で、ブラシの毛そのものには防腐効果がないため、道具自体を清潔に保つ工夫が欠かせません。
また、汚れが蓄積したブラシはパウダーを均一にふくみにくくなり、ファンデーションやチークのムラ、アイシャドウの発色の低下、毛先の硬化による肌あたりの悪化といった、メイクの仕上がりそのものへの影響も生じやすくなります。
一方で、「毎回きちんと水洗いして乾かす」となると時間的な負担や乾くまでメイクブラシを使えなくなるため、続けること自体が難しくなってしまいます。
だからこそ、メイク後の簡単な乾拭きと定期的なしっかりした水洗いを役割分担させる洗い方が、無理なく清潔さを保つ方法としてオススメです。
洗浄頻度の目安
お手入れの頻度は、ブラシの種類によっても異なります。
一般的な目安として「7〜10日に1回」の水洗いがオススメと言われていますが、用途別に見ると、より具体的な目安が分かりやすくなります。
- ファンデーション・コンシーラー用ブラシ: 週1回ていど。
油分が多く雑菌が繁殖しやすいため、比較的高頻度なお手入れが望まれます。 - 目元用ブラシ(アイシャドウ、アイライナーなど): 2週間に1回ていど。
粘膜に近いデリケートな部位に使用するため、定期的な水洗いが求められます。 - パウダー用ブラシ(フェイスパウダー、チークなど): 月1回〜数週間に1回ていど。
粉状のコスメは比較的油分が少ないものの、定期的なお手入れは必要です。
日数だけで一律に判断するのではなく、「筆先の汚れが目立ってきた」ときや「粉のふくみが悪くなってきた」ときを合わせて確認すると、より判断がしやすくなります。
まずは「乾拭き」から始めてみる
つまりメイクブラシのお手入れは、毎回水洗いをする必要はありません。
使用後にティッシュやキッチンペーパーで軽く拭き取ることを習慣にし、定期的に家にある中性洗剤などで水洗いすることが、清潔さと続けやすさを両立させる方法として最適です。
次の章から、それぞれの具体的な手順を見ていきましょう。
毎日のかんたんケア(乾拭き)


日々の忙しい生活の中で、毎回ブラシを水洗いして乾かすのは時間と手間がかかります。
ですが、メイク後にティッシュやキッチンペーパーで乾拭きすることでブラシの汚れを防ぎやすくなります。
キッチンペーパーを使う理由と手順
拭き取りにはコットンが使われることもありますが、オススメは、「ティッシュ」「キッチンペーパー」です。
コットンは毛先が引っかかってコットンが毛羽だったり、毛先にコットンが付着することがあるため、私はあまり使いません。
ですがティッシュやキッチンペーパーは、上記のようなことが起こりにくいです。
とくに厚手で丈夫なキッチンペーパーは破れにくく、しっかり粉や油分を吸い取れるうえ使い捨てにできるためオススメです。
【乾拭きの手順】
ティッシュやキッチンペーパーを用意する
ティッシュやキッチンペーパーを平らな場所に広げます。
このとき、机やテーブルなどの角にティッシュやキッチンペーパーをかぶせるように広げると、より乾拭きしやすくなります。
メイクブラシをティッシュやキッチンペーパーに当てる
メイク後のブラシの毛先を、ティッシュやキッチンペーパーの上で軽くなでるように動かし、表面についた粉や油分を優しく落とします。
場所を変えて何度かふき取る
汚れが薄い色になってきたら、場所を変えながら数回くり返します。
この方法は、「乾いたものによる拭き取り」なので、そのまますぐ次のメイクに使うことができます。
ブラシの毛を傷めないためのポイント
拭き取りのさいは、力を入れて強くこすり付けると毛先が乱れたり傷む原因になるため、力加減はつねに優しく行うことがポイントです。
家にある中性洗剤を使った定期的な水洗い


毎日乾拭きを行っていても、数週間に一度は水と洗剤を使った「水洗い」を行い、毛の奥に蓄積した汚れを洗い流すことが大切です。
家にある中性洗剤の選び方
水洗いは、家にある中性洗剤などでできます。
代表的なものは以下の通りです。
- 食器用中性洗剤:多くの家庭にあり、手軽に代用できます。
しっかり泡立ててから使い、すすぎを徹底することがポイントです。 - おしゃれ着用洗剤:デリケートな衣類用に作られているため、洗浄成分が優しく、ブラシの素材への負担が少ないとされています。
- ベビーシャンプー:肌への刺激が少なく作られているため、目元用など敏感な部位に使うブラシにも使いやすいです。
いずれも、香料や着色料が強すぎない優しいタイプを選ぶと、ブラシへの負担を抑えやすくなります。
私自身は、低刺激で洗浄力にも安定感のある「カウブランド|さらさらケアシャンプー」をディープ洗浄に活用しています。
ベビーシャンプーとしても使えるように作られていて泡立ちも良いので、使いやすいと感じています。
\ このシャンプーの詳細は、別記事でもご紹介しています/


【水洗いの手順】
毛先だけをぬるま湯でぬらす
柄や金具の根元まで水につけないよう注意しながら、ブラシの毛先部分だけをぬらします。
洗剤をなじませて洗う
手のひらに少量の中性洗剤を取り、濡らした毛先を手のひらで円を描くように動かして泡立てます。
毛の流れに沿って、根元から毛先に向かって優しく押し出すように汚れをもみ出します。
ていねいにすすぐ
ぬるま湯の流水で泡と汚れをしっかり洗い流します。
泡が出なくなり、流れる水が透明になるまで十分にすすぎます。
水気を切る
指先で毛先を優しく押さえるか、清潔なキッチンペーパーやタオルで包み、水分をしっかり吸収させます。
柄をぬらさない・つけ置き厳禁の理由
水洗いのさいにもっとも避けたいのが「つけ置き洗い」と「柄(持ち手)部分の浸水」です。
ブラシの柄や毛を固定している内部の金具には接着剤が使用されており、水や洗浄液に長時間浸けておくと接着剤がゆるんだり柄が劣化して、毛が抜け落ちやすくなる要因になることがあります。
中性洗剤で洗うときは、かならず毛先を中心に洗うようにしましょう。
長持ちさせるための乾燥方法(横置き干し)
水洗い後の乾かし方も、ブラシの状態を左右する重要なポイントです。
- 縦に立てて乾かすのは避ける:毛先を上にして立てかけて乾かすと、残った水分が重力で毛の根元や柄の内部へ流れこみ、接着剤の劣化やカビの原因になることがあります。
- 横向き(平置き)で乾かす:タオルやキッチンペーパーの上にブラシを寝かせて並べ、毛先が台の端から少し飛び出すように置くと、通気性が保たれ毛の形も崩れにくくなります。
- 直射日光やドライヤーの熱を避ける:熱風や強い紫外線は毛を傷める原因になりやすいため、風通しの良い日陰での自然乾燥がオススメです。
メイクスポンジやパフ・チップなどの洗い方とお手入れ


メイクブラシだけでなく、ファンデーションやフェイスパウダーの塗布に使うメイクスポンジやパフなども、汚れが溜まりやすいアイテムです。
頻度の目安と洗い方
スポンジやパフ・チップは、使用するたびに皮脂や汗・ファンデーションの油分を直接吸収します。
密閉されたポーチや湿った環境で放置すると雑菌が繁殖しやすい状態になりやすいため、理想的には「使用するたび」、あるいは「最低でも週に1回」の頻度での洗浄が推奨されています。
【洗い方の手順】
乾いた状態(または軽くぬらした状態)で洗剤をつける
乾いたスポンジに直接中性洗剤や専用のクレンザーをつけると、油分汚れが浮きやすくなります。
その後、水で全体を濡らします。
先にスポンジなどを濡らしてから中性洗剤などを付けても大丈夫です。
指の腹で優しくもみ込む
爪を立てないように注意しながら、指の腹を使って中心から外側へ押し出すように優しくもみ洗いします。
ぬるま湯で押し洗いとすすぎをくり返す
洗面器にぬるま湯を張り、スポンジなどをふくませて優しく押し洗いします。
汚れが出たらお湯を替え、濁りがなくなるまでていねいにすすぎます。
しっかり水気をしぼり、乾燥させる
両手で包みこむように優しく水分をしぼり、キッチンペーパーやタオルで挟んで水分を吸い取った後、風通しの良い日陰で十分に自然乾燥させます。
よくある質問|ブラシ・スポンジの買い替え時期の目安
どれだけていねいにお手入れをしていても、メイク道具は消耗品であるため劣化は避けられません。
以下のようなサインが見られた場合は、新しいものへの買い替えを検討するタイミングです。
硬くなったメイクブラシや劣化したスポンジ・パフなどを使い続けると、肌への負担が増える可能性があります。
定期的に状態を確認し、必要に応じて新しいものに交換することをオススメします。
まとめ|毎日の乾拭きと家にある中性洗剤で、無理なく清潔さをキープ


メイクブラシやスポンジなどのお手入れは、家にあるもので簡単に洗うことができます。
- 毎日のお手入れは「ティッシュやキッチンペーパーでの乾拭き」で簡単に
- 数週間に一度は、食器用中性洗剤やおしゃれ着用洗剤・ベビーシャンプーなど、家にある中性洗剤とぬるま湯で水洗いする
- 洗った後は「横向きに寝かして」しっかり乾かす
\ 私はメイクブラシをこのシャンプーで洗ってます /
この洗い方を習慣として取り入れることで、無理なく続けられる形でメイクブラシやパフ・スポンジなどを清潔な状態にすることができます。
今日のお手入れから、少しずつ取り入れてみてくださいね。

