胸下からスーパーロングまで髪を伸ばすと、32mmのカールアイロンでは「カール感の強さ」を強く感じ、韓国風のヨシンモリのような大きくゆるやかな面のウエーブが作りにくい――
そのようなお悩みを持つ方に向いているのが、「パイプ径38mmのクレイツ カールプロSR」です。
32mmよりもワンカールのカール感が大きくなるため、カール感の強い派手さを感じる仕上がりになりにくく、45mmよりもカールが長持ちしやすいです。
反面、32mmとくらべるとカールは取れやすいという特徴もあります。
この記事では、胸下ロング~スーパーロング(腰より5cm上)になった現在、両方のじっさいの写真を交えながら、38mmのヘアアイロンが向いている人・向いていない人、長持ちさせる巻き方のコツまで具体的に解説します。
- 32mm/45mmとの比較で分かった、38mmならではの仕上がりのちがい
- 「38mmはすぐ取れるのでは」という不安の原因と、その対策
- じっさいの写真で見る、胸下ロング〜スーパーロングでの仕上がり
- 38mmのヘアアイロンが向いている人・向いていない人
このブログを書いている私は、ヘア&エアブラシメイクアップアーティストです。
大阪府生まれ。
専門学校卒業後、ヘアメイク事務所を経て、2015年に独立。
ヘアメイク歴23年。
これまでに、ブライダルヘアメイクを中心に、
CMなどのメディア撮影や各種現場でのヘアメイクを担当してきました。
ACA エアブラシメイクアップ ディプロマ取得。
現在は、現場で培った知識と経験を活かし、
スキンケア・コスメ・ヘアケア・ヘアスタイリングに関する情報を発信しています。
ヘアメイクアップアーティストとしてのくわしい活動内容は、公式ホームページをご覧ください。

32mm・45mmと比較して分かった38mmの仕上がりのちがい

私は現在スーパーロング(腰より5cm上)くらいの髪の長さですが、大きめの面で魅せるゆるやかなカール作りを目指すのであれば、38mmという太さが一つの目安になります。
理由は単純で、パイプが太くなるほど1回転あたりのカールの大きさが変わるためです。
32mmだと巻く回数が多くなるため、カーブ感がやや細めで強めのカールに仕上がりやすいです。
逆に45mmまで太くすると、今度はカールがとても大きくゆるくなりすぎるため、髪の重みでカール感がもちにくい傾向があります。
じっさいに、同じ髪の長さ・同じ巻き方の手順で比較してみると、次のようなちがいを感じました。
32mmで巻いた場合
ワンカールが小さくボリューム感が出やすいぶん、狙っていた「大きめで優雅な面のウエーブ」よりも華やかな印象になりやすい。
38mmで巻いた場合
ワンカールが大きく、面で見せるようなゆるやかなウエーブになり派手になりすぎない
45mmで巻いた場合
カールは38mmよりもさらにゆるやかになるため、髪の重みに負けて夜までにカールが落ちやすい


写真のとおり、胸下の長さでもスーパーロングの長さでも、38mmのヘアアイロンであれば「大きすぎず・華やかすぎない」、ちょうどよいワンカールの大きさに収まりやすいと感じています。
とくに、ダウンスタイル(髪を結ばずそのまま下ろすスタイル)でヨシンモリの仕上がりを目指す場合は、38mmがオススメの太さです。
- 仕上がりの印象やカール感の持ちには個人差があります。
髪質・髪量・毛先の傷み具合によってこれらは変わりますので、あくまで一つの目安として参考にしてください。
購入前に知っておきたい38mmヘアアイロンのデメリット|カールの取れやすさ

良い面だけでなく、正直に伝えておきたい注意点もあります。
それは、32mmとくらべると38mmのほうがカールは取れやすいという点です。
理由は、パイプ部分が太くなるほど髪にかかる巻くときのヘアアイロンを引っぱる力(テンション)がゆるやかになり、カールの形状記憶が弱くなりやすいためです。
例えば、32mmであれば強めにしっかりカールがつく一方、38mmでゆるく大きなカールを作った場合は、時間の経過とともに面のウエーブがゆっくり取れていきます。
とくに髪質が太くしっかりしている方や直毛の方は、よりこのデメリットを感じやすくなります。
これは「38mmだからカールが取れやすい」という意味ではなく、大きめのゆるいカールという仕上がりの性質上、避けられない部分です。
この特徴をふまえたうえで、次の章で紹介する巻き方の工夫を取り入れると、崩れにくさを補いやすくなります。
カールを長持ちさせる巻き方のコツ

38mmのヘアアイロンでカールが取れやすいと感じる場合の多くは、「毛先の方だけしっかり巻いている」「温度設定が低い」ことが原因になっているケースがあります。
上の方から髪を巻こうとすると顔や耳とヘアアイロンの距離が近くなるため、少し下の位置から巻き始める方も多いと思います。
また毛先に近づくにつれて巻きやすくなるため、髪の中間から毛先の方だけしっかり巻けるという方も多いと思います。
そこで試したいのが、次の手順です。
設定温度を170~180℃にする
温度が高くなるほど髪は傷みやすくなりますが、設定温度が低くなるほど、カールの付き方やモチが悪くなります。
長時間しっかりカールをもたせるためには、温度を高めに設定しておくことが大切です。
髪質が細く切れやすい方は、170℃に設定して巻くのもおすすめです。
\カール用ミストを使うとよりカール感がもちます /
ヘアアイロン上部を持って、しっかり巻く
ヘアアイロンの上部には、写真のようにシリコンやゴムなどでできた持ち手があります。
ヘアアイロンを回転させるさい、その部分を指でしっかり持って巻いていきます。
そうすることでしっかりとテンション(髪を引っ張る力)をかけることができ、しっかりとカールをつけることができます。

巻き終えたらすぐにほぐさず、しっかり冷ます
髪は鉄と同じように、熱を与えるとやわらかく動き、冷えると固まる性質があります。
そのため、巻いてすぐに手ぐしなどでほぐしてしまうと、カールが伸びて取れやすくなってしまいます。
巻いた後は触らず、完全に冷えるまで時間をおいて冷まします。
手ぐしやブラシで軽くほぐし、面を意識してまとめる
髪がしっかり冷めてカールが固まったら、手ぐしやブラシを使って髪全体をとかします。
そうすることでツヤやかで自然なカール感に仕上がります。
とくにヨシンモリは一体感の毛流れが必要なため、ブラッシングすることをオススメします。
高めの温度設定で髪を巻くことで、キューティクルが整い、ツヤのある「面」を作りやすくなります。
パイプの側面にシリコンラバーのすべり止め加工が施されているので、髪がパイプからすべり落ちにくく、とて使いやすいと感じている点が、長年愛用している理由です。
このような方には向いていないかもしれません
次のような方は、別の太さのヘアアイロンが合っている可能性があります。
- しっかり固定された強めのカールを長時間キープしたい方(26~32mmが向いています)
- 髪の長さがミディアムくらいで、大きな面のウエーブよりもコンパクトなカールを作りたい方
- とにかく崩れにくさを最優先したい方(カールの持続時間を重視するなら太さだけでなく巻き方の工夫も大切です)
クレイツ カールプロ SR 38mmの特徴

クレイツ カールプロ SR 38mm(型番:C73312)がどのような商品なのか、基本的な特徴を整理しておきます。
クレイツ|カールプロSRシリーズは、国内累計販売台数100万台を突破しているロングセラーのカールアイロンで、プロの美容師にも愛用されているヘアアイロンです。
サイズ展開は26mm・32mm・38mm・45mmの4種類で、38mmはメーカー側でも「ロング〜スーパーロングヘアの方におすすめ」のサイズとして案内されています。
主な特徴は、次のとおりです。

- ロング〜スーパーロングのカールスタイルにオススメのサイズ
- 適度なテンションで髪をホールドしつつ、無理な力がかかりにくい仕様ため、髪への負担を抑えやすい
- ヒーターを2枚搭載しているため、温度上昇が早く、スタイリング中の温度低下も抑えやすい
- デジタル表示で設定温度が一目で分かり、約120〜210℃の範囲で細かく調整できる
- ロック機能に加え、最後の操作から一定時間で自動的に電源がオフになるため、消し忘れの不安を減らせる
- シリーズ累計販売台数100万台超、プロの美容師にも使用されているという実績がある
- 32mmのような強めのカールの固定力はなく、時間が経つと面のウエーブが緩んできやすい
- ミディアムまでの長さでは、ワンカールの大きさに対して毛量や長さが足りず、カールが付きにくい
- プロ仕様のため、やや価格は高め
- カールの持ちや仕上がりの感じ方には個人差があります。
あくまで一般的な傾向としてご参考ください。
よくある質問
まとめ

肩甲骨あたりのロング〜スーパーロングでヨシンモリ風のダウンスタイルを目指すなら、38mmサイズのヘアアイロンは32mmより派手になりにくく、45mmより持ちがよいという点でバランスの取れたサイズです。
一方で、32mmとくらべるとカールが取れやすいという性質もあるため、根元から中間への髪の巻き方や設定温度を工夫することで、この弱点を補いやすくなります。
あなたの髪の長さや目指すスタイルに合わせて、サイズを選ぶ参考にしてくださいね。
