
パナソニックの最新ドライヤー「ナノケア EH-NB70」は、2026年11月1日に発売されたシリーズ最小サイズ(高さ21.7×幅9.6×奥行7.7cm)のドライヤーです。
パナソニックは、前モデルEH-NA0Kにくらべて速乾性能が約1.2倍上がっている(風量「強」どうしの比較)と発表しています。
軟毛でうねりのあるスーパーロングの私が2週間使ったところ、EH-NA0Kより乾くまでの時間が短く、髪のまとまりも良く感じました。
一方で、電源コードが約1.7mとやや短い点と、ボタン配置が縦ならびで慣れが必要な点が気になりました。
この記事では、温風温度や風量などの仕様、4つのモードの説明、メリット・デメリット、向いている人・向いていない人を使用感とあわせてご紹介します。
購入前にレンタルで試す方法も、最後にご紹介します。
- 本記事の商品は、最新機種(ナノケア EH-NB70)を2週間使用しました。
感想は私自身の使用感で、髪質・使い方・環境によって感じ方は異なります。
| 項目 | 内容 |
| 速乾 | EH-NA0Kの約1.2倍 (風量「強」どうしの比較、メーカー調べ) |
| 温風温度 | 約80℃(HOT・強風・室温30℃時) |
| 風量 | 0.8㎥/分(強風時) |
| サイズ | 高さ21.7×幅9.6×奥行7.7cm(シリーズ最小) |
| 気になった点 | コードが約1.7mで短く感じる/ボタン配置が縦並び |
このブログを書いている私は、ヘア&エアブラシメイクアップアーティストです。
大阪府生まれ。
専門学校卒業後、ヘアメイク事務所を経て、2015年に独立。
ヘアメイク歴23年。
これまでに、ブライダルヘアメイクを中心に、
CMなどのメディア撮影や各種現場でのヘアメイクを担当してきました。
ACA エアブラシメイクアップ ディプロマ取得。
現在は、現場で培った知識と経験を活かし、
スキンケア・コスメ・ヘアケア・ヘアスタイリングに関する情報を発信しています。
ヘアメイクアップアーティストとしてのくわしい活動内容は、公式ホームページをご覧ください。

パナソニック最新ドライヤー EH-NB70の特徴と仕様とは?

ナノケアEH-NB70の温風温度は、HOT・強風・室温30℃の条件で約80℃、風量は強風時で0.8㎥/分です。
スカルプモードの温風は、強風・室温30℃の条件で約60℃とされています。
| 項目 | 内容 |
| 品番 | EH-NB70 |
| 発売日 | 2026年11月(メーカー発表では11月上旬) |
| 市場想定価格 | 41,000円前後(オープン価格) |
| 温風温度 | 約80℃(HOT・強風・室温30℃時) スカルプモード約60℃(強風・室温30℃時) |
| 風量 | 0.8㎥/分(強風時) |
| 消費電力 | 1200W |
| 質量 | 約565g(ノズル含まず) |
| 本体寸法 | 高さ21.7×幅9.6×奥行7.7cm |
| 電源コード | 約1.7m |
| 搭載モード | 温冷リズム/毛先集中ケア/スカルプ(地肌ケア)/スキン |
| おもな機能 | 高浸透ナノイー、ミネラル、マイナスイオン、静電気抑制、イオンチャージPLUS、UVケア、ヘアカラー・白髪染めの退色抑制 |
| 付属品 | セットノズル |
| カラー | シアーベージュ/アンバーブラック/ミスティローズ |
| 生産国 | タイ |
高浸透ナノイー&ミネラル&マイナスイオンとは?
EH-NB70の中心となる機能は、高浸透ナノイーです。
パナソニックによると、発生方式を変えることで水分発生量が従来のナノイーの18倍になっています。
髪の表面にはミネラル(亜鉛電極をふくむ放電ユニットから発生する亜鉛粒子)とマイナスイオンが付着し、キューティクルを密着ケアするとされています。
環境温度と風の温度を検知する2つのセンサー(ダブルスマートセンシング)で、風温も自動でコントロールされます。
パナソニックが公表している4週間の継続使用調査では、「髪のツヤ」の効果実感が5段階評価で所有ドライヤー2.6、EH-NB70の単回使用3.0、4週間使用3.8でした(パナソニック調べ)。
- 効果は使用環境や個人差で異なります。
ヘアカラー・白髪染めの退色抑制もうたわれていますが、カラー剤や使用環境によって効果は異なります。
4つのモードの特徴と使い方とは?
EH-NB70には、温冷リズム、毛先集中ケア(温冷リズムモードを弱風で使用)、スカルプ、スキンの4つのモードがあります。
パナソニックの案内をもとに以下にまとめます。
| モード | 特徴 | 使い方の目安(メーカー案内) |
| 温冷リズム | 温風と冷風が自動で交互に切り替わる。 使わない場合にくらべ「髪のツヤ」が20%アップ(パナソニック調べ) | 髪が9割ていど乾いたら使用。 髪を1/4ずつに分け、1つの毛束に温風→冷風を2〜3回ずつあてる |
| 毛先集中ケア | 弱風で毛先にあてる温冷モード | 風量「弱」+温冷マークを選択。 髪から5cmていど離し、左右片側ずつあてる |
| スカルプ | 約60℃の風で地肌の表面に残った水分を乾かす | 髪が7割ていど乾いたらSCALPを選択。 5cmていど離して風をあてる |
| スキン | 高浸透ナノイー・ミネラル・マイナスイオンをふくむ風を顔にあてる | 吹出口をあご先から約20cm離して目を閉じ、本体を左右に振りながら約1分、風を顔に当てる |
スキンモードは、1日約1分間顔にあてることで肌のうるおい効果を70%アップする働きがあると案内されています(エビデンスあり)。
かならず目を閉じて使い、肌に異常を感じたときは使用を中止してください。
コンパクトな設計と速乾性能
ナノケアEH-NB70は、小型の高回転モーターを搭載し、内部配置を見直してシリーズ最小サイズになりました。
ヘッドが短くなったことでドライヤーと髪の距離が近づき、とても髪を乾かしやすくなっています。
パナソニックによると、風を吹き出す穴を放射状に配置することで広い範囲に均一な風が届き、髪がからまりにくく速乾性能を高める設計になっているそうです。
速乾性能は、EH-NA0Kの風量「強」とEH-NB70の風量「強」の比較で約1.2倍アップしているとされています。
EH-NB70を2週間使った使用感や感想とは?

私の髪質は、軟毛・根元のうねりが強い・髪が細い・スーパーロングです。
2週間、つぎのようにドライヤーを使いました。
夜(入浴後)
- HOTで8割ほど乾かす
- 温冷リズムモードに切り替え、しっかり乾かす
- 毛先は温冷リズムモードの弱風で、毛先集中ケアモードとして使う
なお、パナソニックの案内では、温冷リズムモードに切り替える目安は「9割ていど髪が乾いたあと」とされています。
私は8割ていどで切り替えていますので、取扱説明書の目安も確認してください。
朝(起床後すぐ)
- 起床後すぐ着替えたあと、温冷リズムモードで頭の先から1分ほどドライヤーの風をあてる
- 最後は温冷リズムモードの冷風で終わる
これにより、髪のまとまりが良くなり、朝のスタイリングを時短しやすくなります。
なお、ナノケアドライヤーでなくてもできます。
一般的なドライヤーの場合は、温風を30秒、つぎに冷風を30秒あててください。
乾く時間とドライヤー後の髪の仕上がりについて
ナノケア EH-NA0Kドライヤーとくらべ、乾くまでの時間は圧倒的に早いと感じました。
私は髪の長さが腰あたりまであるため、毎日髪を乾かすのにとても時間がかかっていましたが、その時間をとても短縮できたことを実感しやすく嬉しかったです。
髪のまとまりやパサつきも、EH-NA0Kより良くなったように感じました。
- ただし、感じ方は髪質や使い方で異なります。
スカルプモードで夜の暑さを軽減
使い始めのころは、夜もまだ暑い日がありました。
そのようなときは、約60℃のスカルプモードに切り替えることで暑さをやわらげながら乾かしました。
スカルプモードは本来、地肌の表面に残った水分をやさしい温度で乾かすためのモードです。
髪が7割ていど乾いたら、5cmほど離して使います。
スキンモードの使い方と感想
私はスキンケアの前とヘアアイロンでスタイリングしたあと、スキンモードを使っています。
パナソニックでは、スキンケアの前に1日約1分顔に風をあてることで肌のうるおい率が70%アップする働きがあると案内しています。
スキンケアの前に使うことで肌の状態がどう変わるかは、今後も使って確かめていきたいと思います。
ヘアアイロンで髪をスタイリングしたあとにスキンモードで風をあてると、カール感を保ちつつ、髪がしっとりまとまりやすくなると感じています。
これはパナソニック公式の使い方ではなく私の使い方ですが、どのメーカーのドライヤーにも関係なくできるテクニックなので、ぜひ試してみてください。
ナノケア EH-NA0Kとの比較
| 項目 | EH-NB70 | EH-NA0K |
| 速乾性能 | EH-NA0Kの約1.2倍 | - |
| 風量(強) | 0.8㎥/分 | 1.6㎥/分 |
| 温風温度 | 約80℃(HOT・強風) | 約95℃(温風モード) |
| サイズ | 高さ21.7×幅9.6×奥行7.7cm | 高さ22.1×幅14.8×奥行7.4cm |
| 質量(ノズル除く) | 約565g | 約550g |
| 電源コード | 約1.7m | 約1.7m |
| 消費電力 | 1200W | 1200W |
| 付属ノズル | セットノズル | ナイトキャップノズル セットノズル 根元速乾ノズル |
質量はEH-NA0Kのほうが軽い数値ですが、EH-NB70は本体がコンパクトなので、持ったときに手が後ろや前に持っていかれる感覚が少なく、手首への負担はEH-NB70のほうが軽く感じます。
風量の数値(㎥/分)はEH-NA0Kのほうが大きいですが、パナソニックの方にご質問したところ、小型の高回転モーターで風速を高めているため速乾性能が大きく上がっていると説明を受けました。
じっさいに使った体感でも、EH-NB70の風のほうが強く感じ、また乾くのも早いように感じました。
音はやや大きめですが、一般的なドライヤーと大差ない印象です。
ナノケア EH-NA0Kについては、以下の記事でくわしくご紹介しています。

ナノケア EH-NB70のメリット・デメリットとは?

ここからは、私が使って感じたメリットとデメリットを挙げていきます。
メリット
- 髪を乾かす時間が、ナノケア EH-NA0Kよりとても早くなったと感じた
- 本体がコンパクトなので、手首への負担が軽く感じられる
- 温冷リズムモード・毛先集中ケアモードで髪のまとまりがさらに出やすくなるように感じた
- スカルプモードを使うと、暑い日の夜もしっかり髪を乾かしやすい
- スキンモードを使うと、髪だけでなく美顔器のように顔にも使える
- 温風温度が約80℃なので、髪と頭皮に優しく快適に乾かしやすい
デメリット
- 電源コードが約1.7mで短く感じる。コンセントが近い場所で使うほうが髪全体を乾かしやすい
- モード・風量の切り替えと電源が縦に並んでおり、EH-NA0Kに慣れていた私には少し使いづらかった(慣れの問題かもしれません)
- 一般的なドライヤーと大差ないていどですが、音がやや大きい
- 付属ノズルはセットノズルのみ
- 市場想定価格が41,000円前後と高価
EH-NB70が向いている人・向いていない人

向いている人
- 毎日のドライヤー時間を短くしたい方
- 洗面台まわりに置きやすいコンパクトなドライヤーを探している方
- 髪のまとまりやツヤ感など、ヘアケアを重視している方
- 頭皮ケアを気にかけている方
向いていない人
- 軽量のドライヤーを求めている方
- 価格を抑えたい方

- 乾く時間がナノケアドライヤーEH-NA0Kより早く感じた
- 本体がコンパクトで、持ったときの手首への負担が軽く感じた
- 温冷リズムモード・毛先集中ケアモードで、髪のまとまりがより良くなった感じた
- スカルプモード(約60℃)で、暑い日の夜もしっかり髪を乾かしやすい
- スキンモードで肌の保湿ケアも行える
- 電源コードが約1.7mで短く感じた
- 一般的なドライヤーと大差ないていどではあるものの、音がやや大きいと感じた
- 付属ノズルはセットノズルのみ
- 市場想定価格が41,000円前後と高め
購入前にナノケア EH-NB70を試し使いする方法とは?

価格が高いからこそ、購入前に使い心地を試したい方も多いと思います。
パナソニック公認の家電レンタル「エアクロモール」では、ナノケア EH-NB70ドライヤーの取りあつかいがあります。
3,960円/月(税込・送料無料)でレンタルすることができます(2026年11月2日時点の表示)。
2か月目以降の料金やキャンペーン内容は変わることがあるため、公式ページでかならずご確認ください。
なお、気に入って購入する場合は、レンタル時に支払った費用を割り引いて購入できる仕組みがあります。
- 商品によって適用期間が異なります。
よくある質問
まとめ:速乾性・ヘアケアを重視する方にとてもオススメのドライヤーです

パナソニック ナノケアドライヤーの最新モデルEH-NB70は、速乾性とコンパクトさ・ヘアケアを重視している方に向いています。
このドライヤーを2週間使った私の感想は、乾く時間がEH-NA0Kより短く、まとまりも良い一方、コードの短さとボタン配置は人によって好みが分かれる、というものです。
温風温度は約80℃、風量は0.8㎥/分。
風量の数値だけでなく、サイズ・速乾・モードもふくめて選ぶのがポイントですが、髪を乾かした後の仕上がりや手ざわりがとても良くなったと感じやすく、私も購入したいと思っています。
気になる方は、まずレンタルで使い心地を試すのもオススメです。
